【書籍紹介】天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ
タイトルは職場の人間関係とありますし、実際の例も職場の人間関係が例ですが、私の受け取り方は一切違いました。
本の内容でも触れられていますので、その点を紹介できればいいなと思います。
書籍版
オススメ
皆さんに ★★★☆☆
前書きの部分でも書きましたが、職場の人間関係で悩む貴方向けに紹介するのではありません。
トレーダーとしての貴方に伝えたいメッセージを、この本を通して感じ欲しい。
そう思っていただければと思います。
本書では凡人、秀才、天才の3パターンが定義されています。
凡人の武器は”共感性”
秀才の武器とは”再現性”
天才とは”世界を一歩進めるための才能”
そしてこの三者はじゃんけんの関係である、と。
凡人は秀才にあこがれ、秀才は天才にあこがれ、天才は凡人にこそ理解してほしい。
そんな関係で描かれます。
本書の中でも述べられていますが
私がぜひ貴方に感じてほしいのは「貴方の中にも天才がいる」ということです。
実際の人間の性格が凡人秀才天才であるかどうかの前に、自分の心もまた凡人秀才天才がいるのです。
子供のころ
「これ、やってみたい!」
って思ったことはありませんか?
これは子供の頃の話ですが、大人になってもそうです。例えば運動不足だから運動してみようとか、ビタミン足りてないから野菜も食べようとか。
「~~してみよう」っていう気持ちこそ、貴方の中の天才がささやいていると思います。
このブログの読者はFXに興味がある、もしくは始めたという人が多いと思います。
ご自身の経済状況とか、社会とか、そういうことに不安を持って「自分の世界を一歩進めようとした」のは、ご自身の天才からのささやきを勇気にしたってことですよね。
次は貴方の中の天才を「飽きさせないように」しましょう。
天才とは飽きるものです。わかった気になって飽きる、結果が出なくて飽きる。飽きる理由はそれぞれです。
”飽きてしまった天才”は、凡人か秀才になってしまいます。そうすると天才が始めたことを辞めてしまうんですね。
ぜひそうならないように、自分の中の天才を飼いならしてください。
逆にご自身を凡人だと思ってらっしゃる方も大勢いらっしゃると思います。
正直、社会においてはそれもまた武器になるんです。なぜなら人と人とが社会を作っていくので、共感性という武器は多数決において最強だからです。
しかしFXというのは孤独で、トレーダー一人が戦っていく戦場です。
そんなときはどうしても自分の中の天才の声に耳を傾け、現状を数字で把握できる秀才の目を持ち、他大勢の相場参加者の空気を読む凡人の嗅覚を持たなくてはいけません。
そういったご自身の中にある「天才の声に耳を傾ける」ことができるようになる一助になる書籍かと思います。
ぜひ手に取ってみてください。
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