FX plus ULTRA 【KZ】

知識の宝物殿

【初心者向け】何を学んでいくべきか?

 

 

こんにちは、KZです。

 

最近FXを始めて間もない方から相談の機会が増えました。

私自身もFXの世界にきてまだまだ日が浅いですが、それでも相談を受けるからには責任をもって答えていきたいと思っております。

 

そんな中で、初心者も中級者でも

「何から勉強したらいいですか?」という質問をよく目にします。

 

ですが、そこは人間。

手っ取り早く勝てる方法に飛びつきたいんだろうな、とは思ってしまいます。

 

明確なエントリーポイント、明確な利確・損切のポイントが分かるインジケーターの使い方を教えてください。

 

ってことなのかなぁ…。悩んでしまう日々が続いておりました。

 

しかし、これをやってれば勝てるなんてものがあれば、世の中億トレばかりなわけです。

チャート画面で上上下下左右左右BAと入力すれば勝手に勝てるわけじゃないです。

もちろん、あるインジケーターを使ってサインが出たら~なんていうのもありません。

 

当ブログでは

 

インジケーターとは統計学的な傾向を示す方程式”のことです。

「~~する傾向にある」、ということは「絶対に~~する」という意味ではありません。

自分がローソク足のどういった動きを取りたいのかを掘り下げていったとき、チャートはどのように示しているか。それを視覚的にサポートしてくれるのがインジケーターです。

なので、エントリートリガーとしてインジケーターを使うのではなく、チャートが現在どのような形になっているかを確認するためにインジケーターを表示させるのです。

 

ローソク足の動きや、ダウ理論、水平線、トレンドラインなどAIに出来ないトレーダーとしてのスキルに掛け算で使うのがインジケーターです。

基礎トレーダースキルが0であればまったく意味がありません。

 

 

と、定義しております。

 

基礎トレーダースキルのための、基本知識をまとめておく記事が意外と需要があるかもしれないと思いました。

 

 

 

目次

 

 

 

1.基本スキルの定義

”AIにできない”が最重要条件です。

AIにできることを裁量でやるのであれば、「結局シストレで億トレ目指せるじゃん」になりますよね?

 

システムトレーダーと裁量トレーダーの違いはまさにそこで、判断の余地があるかどうかになるわけです。

システムトレーダーにも苦悩があり、裁量トレーダーにも苦悩があるのでどちらが優れているかという話題には触れません。

 

しかし、自分がシストレになるか、裁量トレーダーになるかという部分では、その判断の余地にこそ裁量の妙技が詰まっていると考えてください。

 

裁量で勝つと決めたなら、判断に自分の命運を乗せるのです。

 

その判断となるものこそ、以下に上げる項目であり、それこそがトレーダーの基礎スキルというわけです。

 

そしてこの基礎スキルで何がわかるというと

 

・今価格が上がっているのか下がっているのか

・どの価格帯まで変化していくのか

・いつになったら反転の可能性があるのか

・その価格帯以上に大きな伸びを見せるのか

 

が、わかります。

チャートの目線をミクロからマクロに広げていくので上記の記述とは逆行しますが、説明します。 

 

2.ローソク足

の、プライスアクションともいう。 

上記の項目で言うと、「その価格帯以上に大きな伸びを見せるのか」という部分がコイツで理解できます。

 

ローソク足の形成の仕方、つまり価格の変動の勢いを見ることで、意識されている価格帯を抜くがどうかが見えるということです。

そしてその価格帯を抜けるエネルギーは、逆注文のロスカットを食ってより大きな流れに転じることになるので、大きな伸びを見せてくれる場所となります。

 

ローソク足の形成の仕方には何通りかあって、それがトレーダーの心理ともいえますし、実際の注文状況ともいえます。

 

チャート単体を認識したとき、最小単位はローソク足なので、一番初めに挙げました。

 

3.ダウ理論

ダウ理論では「 今価格が上がっているのか下がっているのか」がわかります。

たとえば5分足を見て、1秒前と比べてみて価格が下がっているから「下がってんだよ」とか、そういう意味ではありません。

 

今価格帯はどのような波を形成して、日足レベルで上がっている、1時間足だとダウントレンド、そういう判断が出来るのがダウ理論ということです。

 

では自分は形成している波の中、どのような戦略を考えられるであろうか?

 

これを考え方の基礎にしていくわけです。

ローソク足複数が連なって波になる。その波が上がっているか下がっているかの判断の基礎となるのがダウ理論です。

 

4.水平線

水平線は「どの価格帯まで変化していくのか」がわかる技術です。

過去意識された価格帯というのは非常に意識されており、今後もいったんはそこで止まる可能性が高いです。

 

この水平線という技術を学ぶことで、価格が水平線から水平線まで、勢いに差はあれど変化していっているのが見て取れます。

 

各トレーダーの水平線が引かれているチャートこそ、意外と宝の山なのかもしれないです。

 

 

5.時間軸

時間軸を管理することが出来れば「いつになったら反転の可能性があるのか」が見えます。

得に水平線技術をマスターしていれば、その水平線と時間軸の2つの根拠でトレードが成立することもあります。

 

東京時間、ロンドン時間、NY時間の3つの時間軸+反転しやすい時間軸をしっかり学んでいくことで、リスクも減らせますし、逆に攻めることもできます。

 

 

6.まとめ

以上4項目が当ブログが挙げるトレーダー基本スキルです。

これさえマスターしていれば、という言い方はしませんが、これら+インジケーターを利用することではるかに確度の高いトレードをすることが出来ます。

 

詳細な学びについては当ブログ個別記事を読んでいただくのが良いかと思います。

 

ぜひ今後のトレードに役立ててください。